MinrosoftがGitHubで公開しているWindows10向けPowerToys。
かゆいところに手が届く便利機能集です。
何ができるのか
個人的に気に入っているのは、ショートカットの割り付けを変更できる「Keyboard Manager」と、Winキーのショートカットを表示してくれる「Shortcut Guide」。スタートメニューからの検索より高性能な「PowerToys Run」も捨てがたい。
試してませんけど、Win+矢印キーでのウィンドウの再配置をカスタマイズできるのかな「FancyZones」と、画面上のピクセルの色情報を確認できる「Color Picker」も場合によっては役立ちそう。
入手からインストールまで
まずは GitHub - microsoft/PowerToys: Windows system utilities to maximize productivity へ行って、右ペインの[Releases]下の[Release v0.29.3](Latest)へ移動。
けっこう頻繁に更新されているようなので、バージョンは違っているかもしれません。
あとは「PowerToysSetup-0.29.3-x64.exe」をダウンロードして管理者として実行。
インストールが完了するとシステムトレイに表示されるアイコンをクリックで、[PowerToys Setting]ウィンドウが表示されます。
とりあえず使うなら、全般 → 管理者モード で「管理者として実行中」になっているかを確認。なってイナケレヴァ[常に管理者として実行する]をオンにして[管理者として再起動]をクリック。
管理者モードでないと使えない機能がいくつかあるらしいので。
使い方
上記GitHubのWebページから右ペインの[Readme]をクリックして表示させた README.md 内の About → Current utilities にリストアップされている各々の機能名をクリックすれば、その機能の概要と使い方を説明しているMicrosoft Docsのページにジャンプしますので、よくわからないときに参照すればいいんじゃないかと。
[PowerToys Setting]ウィンドウの各機能を見れば、その機能の呼び出しショートカットもわかります(もしくは変更ができます)ので、さほど使い出すのに苦労はないのではないかと思います。
あと、ぜんぶの機能がまとめてインストールされちゃいますが、各機能のそれぞれの有効/無効を切り替えられるので、要らん機能を無効にしておけるのも地味にありがたいところです。
以下余談。
元々は、Shift+Delete が Ctrl+x 相当の動作になるのをなんとか回避したいってあたりからいろいろ苦戦していたんですね。
校正やってるときに 文字列選択→Delete をよくやるんですが、直前のキー操作でShift押してるときにタイミングずれると Shift+Delete になっちゃって、あとで使おうと思っていたクリップボードの内容が要らん文字列に差し替わってしまってむきーとかなっていたわけです。
PowerToysを見つけるまでは Keyboard Butler ~鍵盤の執事くん~ を常駐させていまして。これはこれでかなりいろいろと融通の利く優れものなんですが、私の環境ではこれ有効にしていると、3DゲーやったときにむっちゃFPS落ちることが判明。
なのでゲーム始めるたびに無効操作をしなければならない。ときどき無効にするのを忘れてゲームがカクカクになって悲しい思いをしてたんですね。
この PowerToys の Keyboard Manager は Shift+Delete を Deleteにリマップできるので、残Shiftしても期待した操作になります。嬉しい。しかもこれ有効にしていてもゲームがカクカクしない。嬉しい。
ただ、Keyboard Manager の[キーの再マップ]では、なぜか Caps キーと無変換キーのリマップができません。
選択はできるのに、登録時に「次のキーは割り当てられていないため、使用できません」と表示されて失敗します。
試していませんが、ひょっとすると変換キーやひらがなキーもだめかもしれない。
思うに、日本語配列独自キーには対応していないのかもしれません。
でも選択自体はできるので、これからバージョンアップを重ねるうちに対応してもらえるのかもしれません。
今のところは Satoshi村 で公開されている Change Key v1.50 で割り付けを変えつつ、これからに期待したいと思います。
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